学力アップの秘訣(2)続けること(10/11)

 3連休が明け、いよいよ秋本番といった感じになってきました。
 学力アップの秘訣の2回目は、「続けること」です。1回目の「ていねいさ」でも述べましたが、学力が伸びる子は、教わったことをきちんとおこない、それを継続することができます。
 詩の暗唱や教科書の音読も続けることに意味があります。毎日繰り返しおこなうことにより、目や口や耳が一体的に動くことで脳が活性化すると言われています。詩の暗唱では、「枕草子」や「雨ニモマケズ」など、ちょっと難しいものに挑戦しています。はじめは読みにくくても、毎日続けることで、日本語のリズムを体で感じることができます。高学年の子は、「雨ニモマケズ」を最後まで読んでみるのもよいでしょう。
 相撲の世界では、「3年先の稽古」という言葉があるそうです。今日の練習は、すぐに結果が出るものではなく、3年後を見据えて鍛えるのだといいます。
 当たり前のことを当たり前に続けること、これが重要です。